修理

2013年7月28日 (日)

HP200LX液晶の不具合修理

■HP200LX液晶の不具合修理
以前からあったテスト機の液晶の不具合を修理した.
 
●プログラムテスト用機 液晶の不具合(2012.7時点)
電源ONの直後だけ,まれに,表示が異常になることがある.
Lcd02b
DOSプロンプトの場合
Lcd12
 
●その後の経過
・不具合の発生頻度が徐々に多くなり,常時不具合が発生するようになる.
・最終的には,全く何も表示しない状態も出現 
 
●原因
・接続部の接触不良ではなく,液晶のフィルムケーブルの不具合.
 (ケーブルに物理的な力を加えると,不具合が発生/消滅)
・ケーブルの特定のラインが半断線状態になっていて,状況により状態が変化する.
 導通状態(正常) <==> 抵抗値増加(市松模様) <==> 完全断線(無表示)
 
●修理
フィルムケーブルを交換し,不具合が解消する.
(部品取用のHP100LXのケーブルを使用)
 
修理済のテスト機
Lcd21
 
●交換したケーブルの状態
ケーブル(全体):一番上のラインの導通が不安定(半断線状態)
Cable00_2
断線箇所(表面):右下L字部内側の角(目視では判らない)
Cable03b
断線箇所(裏面):左下L字部内側の角に微小な亀裂
Cable01
[HP200LX/LXDIC]
 

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2012年7月 6日 (金)

data:液晶の不具合例

■HP200LX液晶の不具合例
 
●2号機(プログラムテスト用)
 電源ONの直後だけ,まれに,表示が異常になることがある.
Lcd02b
 
DOSプロンプト
Lcd12

[HP200LX/LXDIC]

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2012年6月 7日 (木)

HP100/200LXパワーアップキット(若松通商)

■HP100/200LXパワーアップキット(若松通商)
若松の倍速水晶は,すでに販売を終了していると思っていましたが,
2012/6/6 現在,若松通商には在庫があり,販売しているようです.
早速,予備用に,2個購入しました.
 
HP100/200LXパワーアップキット(若松通商,説明書なし):500円
2xckit  
 
[HP200LX/LXDIC]

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2012年3月24日 (土)

32MHz水晶に,31.67MHz用ドライバーを使う

■HP100LX:32MHzの水晶に,31.67MHz用の倍速ドライバーを使う
 
32MHzの水晶で倍速化した場合は,本来,clkup32a.sysを使うべきですが,
battlog.comにパッチを当てなければならず,31.67MHzの倍速機と混在す
る場合,管理が繁雑になるので,clkup31a.sys を使ってみました.
これなら,SDやCFを現状のまま共用することができ,管理も簡単です.
 
ただ,ここで問題になるのは,時計が1%速く進んでしまうことです.(*)
(『HARUYA's clock up driver & 36M patch set』のドキュメント参照)
24時間で15分進むことになりますが,とりあえず試してみました.
 
実際の時計は,予想に反して,何日使っていても狂いません.
常に,ほぼ正常な時刻を表示しています.
確かに,電源をONにしている間は,時計が1%進むのですが,一度電源
をOFFにして再度ONにすると,時計は修正されて正常な時刻に戻ります.
(電源を入れると,内蔵時計の時刻がセットさる)
 
良く考えれば,時計用の水晶は,CPUクロック用の水晶とは別に存在して
いるので,内蔵時計は倍速化の影響は受けないはずです.
(影響を受けるのは,インターバルタイマー)
 
通常の使用状況では,数分~1時間程度で電源をOFFにするので,時計の
誤差は最大でも数十秒程度にしかなりません.
これなら,十分に実用になります.
 
 
(*)参考資料
『HARUYA's clock up driver & 36M patch set』のドキュメントからの抜粋
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● 32MHzの水晶に交換した場合
ちなみに、この水晶は、31.67MHzにくらべ1%発振周波数が高いので、ブザーの音程が
1%高くなってしまいます。本来なら時計も1%速く進んでしまうのですが、こちらはド
ライバの方で補正しています。しかしこの補正処理の副作用のため、INT 08Hをフッ
クしている、battlogなどの一部のソフトの動作がおかしくなってしまいます(時間が
倍速で計測される)。
対策として、battlog.com ver 2.0にパッチを当てるpbatlg36.comを添付しています。
このパッチは後述する36MHz水晶用のパッチですが、32MHz水晶にも使用できます。
パッチの当て方は後で詳しく説明しています。
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(備考)若松のドライバーの場合
HP100LX+32MHz水晶+clkup31m.sys の環境では
電源ON時に,画面下方が一瞬黒くなる.
Bline1b 
[HP200LX/LXDIC]

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2012年3月18日 (日)

画像データ:偏光フィルム

■画像データ:偏光フィルム
HP100LX修理に使用したモノクロ液晶用偏光フィルムの参考画像
 
○偏光フィルムの端切れ
剥離した位相差層(左端,表側)      位相差層を裏側にした状態
Film3 Film3b_2
溶剤で融けた位相差層(中央円形部分)  
Film04
 
○正常な液晶の上に置いた位相差層付偏光フィルム
Ro1c Rot2c
Rot3c Rot4c_2  
Rot5c 
普通の偏光フィルムの場合
Rot00c
 
○取付け状況
Kari22 Face31_2
液晶表面の状態
Scratch32
 
○偏光フィルタ越しの画像
偏光フィルムのみ           偏光フィルム+タッチパネルシート
Sheet01  Sheet02
 
[HP200LX]

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2012年3月17日 (土)

修理メモ:修理のコスト

■修理メモ:修理のコスト
 
部品取用HP100LXの修理費用
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導電性塗料    1500円
プラリペア    2500円
ドリル      1800円
偏光フィルム   1500円
飾りビス     820円
共立水晶2個   540円
モノクロ液晶   1150円
その他      400円
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合計      10210円
 
[HP200LX/LXDIC]

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2012年3月14日 (水)

部品取用HP100LXの修理(完結編)

■部品取用HP100LXの修理(完結編)
中古のモノクロ液晶の偏光フィルムを再利用する.
最適な角度での切り出しができず,少し黄色みを帯びているが,ほぼ
満足できる状態になったので,修理は一応これで終了です.
 
交換前の液晶画面             交換後の液晶画面
Oldfilm6 Newfilm6_3
  
修理済HP100LXと99年製HP200LX
Hikaku21
 
偏光フィルムの取付
・テスト用機なので,糊付けせず,いつでも取外せるようにしておく.
・移植元液晶のタッチパネルシートを被せて,端をテープで固定.
・取付け状態は良好で,このままでも,十分実用になる.
Kari22
[HP200LX/LXDIC]

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2012年3月10日 (土)

部品取用HP100LXの修理(3):倍速化

■部品取用HP100LXの修理(3):倍速化
修理した部品取用のHP100LXを,2.02倍速化する.
  
○使用水晶(2.02倍速)
共立エレショップ
小型水晶振動子 HC-49S/32.000MHz 210円(送料120円)
 
○メリット
低コストで,倍速化できる.
  
○デメリット
・若松通商のfmodem純正水晶(31.67MHz)では,正常に動作するソフトで,
 共立の水晶(32.00MHz)では,正常に動作しないソフトがある.
 (battlog.com は,パッチを当てる必要がある)
・ライトスリープ時の動作スピードが不安定になる.
 通常18で安定すべき速度が,18~29の間で変動する.(標準速全速=100)
(clkup32a.sysの補正処理の副作用)
LST82の表示
Lst51
 
○デメリット回避方法
・clkup32a.sysの代りに,clkup31a.sysを使う.
・電源を入れている時の時計の進みが1%速くなるが,ほとんど問題にならない.
(1時間の連続使用でも,36秒しか進まない)
・さらに,一度電源をOFFにして,再びONにすれば,正確な時刻を取得できる.
(時計用水晶をもっているので,システム時計は狂わない)
 
●HP100LX(1MB RAM)での倍速化の効果
・メモリー不足で,Aドライブに置いているフォントでも,ストレスのない
 表示速度になる.
・倍速化は,メモリー不足を補う効果があり,1MB機でも十分実用になる.
 (ただし,HP200LXに比べれば,使い勝手は悪い)
 
[HP200LX/LXDIC]
-- 93年36週  100LX    2.02倍速 1MB   部品取用(筐体200LX)   修理済

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2012年3月 6日 (火)

修理メモ:HP200LXの液晶

●修理メモ:HP200LXの液晶
HP200LX/HP100LXの液晶は,FTN液晶.
 
○FTN液晶
・STN液晶特有の黄ばみや青みを抑えるため,フィルムを追加した液晶.
・液晶セルと直線偏光フィルムとの間に補償用位相差層が配置される.
 
(参照)
光学フィルム http://www.film-sheet.com/topics/57.html?count=topics57 
 
一般に販売されている偏光フィルムは,補償用位相差層を持っていないので,
HP200LXに使用すると,黄色(STNイエロー)に発色する.
Ftn01_2
 
・100LX/200LX用の偏光/光学補償フィルムを安価に入手するのは困難か.
・中古機器の偏光フィルムの再利用は,技術的に難しいかも.
・100LX/200LXの正常な液晶の入手が,もっとも容易か.
・この色のまま使う選択肢もある.
[HP200LX/LXDIC]

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2012年3月 5日 (月)

HP200LX本体裏蓋ラッチピンの爪折れ修理

■HP200LX本体裏蓋ラッチピンの爪折れ修理
ステンレス線を芯にして,プラリペアで爪を形成する方法です.
とりあえずは,裏カバーを正常な状態に固定できますが,耐久性は保証できま
せん.
 
○材料
・ステンレス線(ボールペンのスプリングを伸ばしたものでOK)
・プラリペア
 
○手順
1.先端をかぎ状にしたステンレス線を加熱し,プラスチック部に埋め込む.
 (ピンの部分は完全に,他の部分は半分程度~できれば完全に)
2.全体をプラリペアで固定し,爪の部分にプラリペアを盛る.
3.爪の部分を,ヤスリで整形し,現物に合せて調整する.
4.必要な場合は,爪の受け側の穴を少し大きくする.
5.電池スプリングが本体上蓋の突起に当る場合は,本体上蓋側を削る.
 
○備考
この方法では,電池の収納スペースが,0.5~1mm狭くなり,電池がスプリングを強
く押すようになります.(場合によっては,電池が入らなくなります)
プラスチック破損の原因になる可能性があるため,何らかの工夫が必要になるかも
しれません.
 
○HP200LXの筐体:本体裏蓋-電池プラス極側(修理後)
Tsume02_2
 
補足
・写真のステンレス線の形状は,あまり適切なものではありません.(改良済)
・爪の部分を金属のみにする方法も考えられます.(金属片を埋め込む)
 
[HP200LX/LXDIC]

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